
犬の肛門腺絞りについての基礎知識・費用について
ワンちゃんの健康について飼い主さんもいろいろ考えてみましょう!今回のテーマは肛門嚢(腺)絞りです。
昔に飼っていた犬に対してはご飯と運動等あればそれなりに元気に暮らしてくれると思っていたのですが、人間が観察して犬の調子を見てあげるのも重要と感じました。
肛門腺絞りについての基礎知識
肛門腺とは、肛門腺を噴射することで外敵から身をまもったりテリトリーを示すための役割を担っていましたが、人間と暮らすようになり肛門腺を噴射する機会が無くなってきたことが要因で自力で排出しにくくなってきたそうです。
肛門嚢液と呼ばれる分泌液は便と一緒に体外に排出されますが、病気や老化によって排出が難しくなる場合が多く、分泌液をためておいてしまうと炎症を起こす場合があるそうです。
犬のシグナルとしてはお尻を床に擦りつけるように歩いたり、肛門をしきりに舐めたりする行動が見られたら分泌液が溜まっている可能性があるのでチェックしてあげてください。
肛門腺絞りはコツさえつかめば自宅でもできるので犬の様子を観察して実施してみてください。
ただし肛門腺絞りは分泌液の処理になるので普通の便の処理よりも非常に強い臭いがします。そのためシャンプーをする際に一緒に行う方が多いです。
肛門腺絞りのやり方
シャワー時に実施することをお勧めします!
- ビニール、ティッシュなどを準備します。
- しっぽを持ち上げて肛門が見えるようにします。
- 「4時」と「8時」の位置から親指と人差し指を使って、下から押し上げる感じで肛門に向かって絞り上げます。
※勢いよく飛び散る場合があるのでビニールやティッシュで肛門を覆った方が良いです。 - お尻の汚れを拭きとる。
動物病院で「肛門腺絞り」を依頼する場合の費用について
動物病院での肛門腺絞りの費用は1,000円程度で行ってもらえます。
狂犬病の摂取時とかに動物病院で肛門腺絞りを依頼した時の費用になります。費用については動物病院によって金額が異なりますので、かかりつけの動物病院におたずねください。
動物病院では肛門腺絞り以外にも耳掃除、爪切り、歯みがき、シャンプーなど実施してくれるところが多くありますのでぜひ愛犬に施す事が苦手な場合は、健康のため動物病院でやってもらってください!
Jolieeの愛犬のかかりつけ病院でも丁寧に行っていただいています。やっぱり動物のお医者さんに診てもらう方が飼い主も安心します…